Three Types of “Shokuiku”
三つの「しょくいく」について
育てる。ふれる。味わう。
毎日の体験が、生きる力になる。
ちごし保育園では、植育・触育・食育という三つの「しょくいく」を大切にしています。植物を育て、土や自然、食材にふれ、給食のお手伝いやクッキングをして、みんなで味わう。こどもたちは、毎日の生活のなかでさまざまなことに出会い、自分で見て、ふれて、考え、やってみます。その一つひとつの経験が、これからを生きる力の基礎になります。
三つの「しょくいく」は、特別な活動の時間だけに行うものではありません。園庭で植物の変化に気づくこと。土や野菜にふれること。給食のお手伝いをすること。自分たちで育てたものを収穫し、味わうこと。毎日の遊びや生活のなかにある体験を通して、こどもたちの好奇心や主体性、自分で考えて行動する力を育みます。

01
植育
小さな芽と、一緒に育つ。
植育は、植物を育てる経験を通して、自然や命に関心をもつための取り組みです。ちごし保育園では、地域の方々に協力していただきながら、土づくりから野菜の栽培に取り組んでいます。
土に苗を植え、水をあげ、日々の成長や変化を見守る。やがて実った野菜を、自分たちの手で収穫する。そうした経験を重ねながら、こどもたちは育てる喜びや、季節の移り変わりを感じます。自分が関わった植物が成長し、食べ物へとつながっていく体験は、自然の恵みや命のつながりに気づくきっかけになります。
植育で大切にしていること
●土づくりから植物の栽培に関わる
●水やりや観察を通して、成長や変化に気づく
●自分たちの手で収穫する
●自然や季節に親しむ
●育てたものが食べ物になるまでを知る

02
触育
手でふれて、心で感じる。
触育は、土や水、草花、自然の素材、食材などに実際にふれ、五感を使って感じる経験です。土や砂、水、草花、木の実など、身近な自然にはさまざまな感触があります。
「つめたい」「やわらかい」「ざらざらしている」。自分の手でふれ、全身で感じる体験が、こどもたちの好奇心や豊かな感性を育みます。見るだけでは分からない驚きや発見を重ねながら、自分なりに考え、試してみようとする心につなげていきます。
触育で大切にしていること
●土、水、草花などの自然にふれる
●野菜や食材の形、手触り、香りを感じる
●五感を使って違いや変化を見つける
●気づいたことや感じたことを表現する

03
食育
作る喜びが、食べる楽しさへ。
食育は、給食のお手伝いやクッキング、食べる経験を通して、食への関心を育てる取り組みです。ちごし保育園では、毎日の給食のお手伝いを保育に取り入れています。
小さなこどもは、野菜にふれたり、手で皮をむいたりすることから始めます。成長やその日の様子に合わせて道具を使う活動へと広げ、クッキングや手作りおやつにも取り組みます。自分たちで育て、収穫し、調理に関わったものを食べることで、食べ物への興味や親しみが深まります。
自分なりの方法で参加し、みんなのために役割を果たす経験は、「自分にもできた」という達成感や自信にもつながります。
食育で大切にしていること
●毎日の給食のお手伝いに参加する
●成長や興味に合った作業を経験する
●育てたものを収穫し、味わう
●食べ物や作ってくれた人への関心をもつ
●自分なりの役割と達成感を感じる